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ノンシリコンシャンプーについて
ノンシリコンシャンプーについて
こんにちは青葉台 美容室 Suuの鈴木です(^o^)
「ドラッグストアで売っているノンシリコンシャンプーって良いんですか？」
「ノンシリコンだと何がどう良いのですか？」
と、たまにお客様から聞かれることがあります。
長くなりそうなので結論から先に言ってしまうと
ノンシリコン（正しくはシリコーン）＝良い
シリコン（シリコーン）＝悪いもの
ではないという事です。
ちなみに、市販のシャンプーだとノンシリコンシャンプーと一緒に売られているトリートメントには当たり前のようにシリコーンが
入っていますが、そこは別に良いとか悪いとかは触れられていないようです。
美容室のシャンプーにはそもそもシリコーン入りのシャンプー自体が少ないというのが現状です。
（1部の某有名高級シャンプーメーカーのには入ってたりしますが・・・）←これは批判ではありません。
まず、シャンプーの最大・最重要な目的は、頭皮や髪をきれいで健康な状態にするということです。
市販の髪に良いシャンプー、CMでつやつや、さらさらになると言っているので使ってみたが、
頭皮がかゆくなったり炎症を起こしてしまった、というのがよくある話ですが、これでは本末転倒です。
艶々、さらさら、しっとり等は本来はシャンプーの目的ではなくトリートメントの役割です。
ですので乾燥肌の方、脂性肌の方など、その人その人のタイプ別にシャンプー剤を選ばなければいけないので、
シリコン、ノンシリコン等はどちらがいいとは言い切れません。
シャンプー時の髪の摩擦によりダメージをさせないためにシリコーンが入っていない物には、他の油性成分が
少なからず入っています。美容室のシャンプーもそうです。
ただその油性成分の質や量が、シャンプー本来の目的を邪魔しないようなバランスで入っているということです。
つまりノンシリコンだからといってそれよりも質の悪い油が入っているのであれば、良質なシリコーンオイルが入っているほうが
まだ良いというのもあるはずです。
理美容師でケミカルを勉強している人の中でだけでなく、美容に直接携わっていない化学者のなかでも
シリコーン自体は使い勝手によっては非常に優れた物だと言われています。
そもそもシリコーンが悪いというのはどこから広まったのでしょうか？
悪いという理由として良く言われる説を挙げてみます。
①シリコンが毛穴に詰まって発毛を阻害する。
②パーマやカラーの邪魔をし、必要以上の薬剤のパワーが髪の負担になり、結果ダメージにつながる。
③髪に被膜をつくることでパーマやカラー時の残留アルカリがなかなか抜けずにダメージを進行させる。
等でしょうか。
まず、①はシャンプーに含まれるシリコーンは、シャンプーをすすいだ時に
頭皮には付着しないということが実験で何度も証明されています。
もしシャンプーをして、すすがなければ頭皮には残るでしょうが、そもそもシャンプー自体を良くすすがないということが
シリコーンあるなしに関係なく頭皮によくないので、この問題はないと言ってよさそうです。
次に②、これは理美容師の間で言われていることですが、ここではシャンプーに入っているシリコーンについて言うと
これもパーマやカラーには影響しないということが実験で証明されているそうです。
ただこれは③の問題にもいえる事ですがシリコーンに限らず、
トリートメントやスタイリング剤等に含まれる他のコーティング剤（ポリマー等）やオイルが、
洗浄力の弱いシャンプー剤やシリコーンシャンプーを毎日使っていると蓄積してなのか
②や③のようなことはありえる気がします。
それは現場で感じることですが しかし僕ら美容師はそれを踏まえた上で、パーマやカラーの前に髪に付着している物は
あらかじめシャンプーや処理剤で取り除いてから行って対処しているというところでしょうか。
まとめるとシリコーン配合シャンプー、ノンシリコーンシャンプーというだけでは良し悪しは決められないという事になります。
個人的にはシャンプーには別にいれる必要ないんじゃないかなぁと思う程度で、絶対入ってない方が良いですとは
全然思いません。
それが入っている事で頭皮も健康で髪も扱いやすければ全然ありじゃないでしょうか？
長々と読んで頂いてこんな結論でスミマセン_(._.)_
最近はシリコーン悪者説も比較的落ち着いてきたとは思いますが、
特定の成分を科学的な根拠もなく、さも有害のように喧伝して消費者の購買意欲をあおっているだけの物に
惑わされず、プロである僕らは正しい事を伝えていけるように勉強しておかないといけないですね。
「ドラッグストアで売っているノンシリコンシャンプーって良いんですか？」
「ノンシリコンだと何がどう良いのですか？」
と、たまにお客様から聞かれることがあります。
長くなりそうなので結論から先に言ってしまうと
ノンシリコン（正しくはシリコーン）＝良い
シリコン（シリコーン）＝悪いもの
ではないという事です。
ちなみに、市販のシャンプーだとノンシリコンシャンプーと一緒に売られているトリートメントには当たり前のようにシリコーンが
入っていますが、そこは別に良いとか悪いとかは触れられていないようです。
美容室のシャンプーにはそもそもシリコーン入りのシャンプー自体が少ないというのが現状です。
（1部の某有名高級シャンプーメーカーのには入ってたりしますが・・・）←これは批判ではありません。
まず、シャンプーの最大・最重要な目的は、頭皮や髪をきれいで健康な状態にするということです。
市販の髪に良いシャンプー、CMでつやつや、さらさらになると言っているので使ってみたが、
頭皮がかゆくなったり炎症を起こしてしまった、というのがよくある話ですが、これでは本末転倒です。
艶々、さらさら、しっとり等は本来はシャンプーの目的ではなくトリートメントの役割です。
ですので乾燥肌の方、脂性肌の方など、その人その人のタイプ別にシャンプー剤を選ばなければいけないので、
シリコン、ノンシリコン等はどちらがいいとは言い切れません。
シャンプー時の髪の摩擦によりダメージをさせないためにシリコーンが入っていない物には、他の油性成分が
少なからず入っています。美容室のシャンプーもそうです。
ただその油性成分の質や量が、シャンプー本来の目的を邪魔しないようなバランスで入っているということです。
つまりノンシリコンだからといってそれよりも質の悪い油が入っているのであれば、良質なシリコーンオイルが入っているほうが
まだ良いというのもあるはずです。
理美容師でケミカルを勉強している人の中でだけでなく、美容に直接携わっていない化学者のなかでも
シリコーン自体は使い勝手によっては非常に優れた物だと言われています。
そもそもシリコーンが悪いというのはどこから広まったのでしょうか？
悪いという理由として良く言われる説を挙げてみます。
①シリコンが毛穴に詰まって発毛を阻害する。
②パーマやカラーの邪魔をし、必要以上の薬剤のパワーが髪の負担になり、結果ダメージにつながる。
③髪に被膜をつくることでパーマやカラー時の残留アルカリがなかなか抜けずにダメージを進行させる。
等でしょうか。
まず、①はシャンプーに含まれるシリコーンは、シャンプーをすすいだ時に
頭皮には付着しないということが実験で何度も証明されています。
もしシャンプーをして、すすがなければ頭皮には残るでしょうが、そもそもシャンプー自体を良くすすがないということが
シリコーンあるなしに関係なく頭皮によくないので、この問題はないと言ってよさそうです。
次に②、これは理美容師の間で言われていることですが、ここではシャンプーに入っているシリコーンについて言うと
これもパーマやカラーには影響しないということが実験で証明されているそうです。
ただこれは③の問題にもいえる事ですがシリコーンに限らず、
トリートメントやスタイリング剤等に含まれる他のコーティング剤（ポリマー等）やオイルが、
洗浄力の弱いシャンプー剤やシリコーンシャンプーを毎日使っていると蓄積してなのか
②や③のようなことはありえる気がします。
それは現場で感じることですが しかし僕ら美容師はそれを踏まえた上で、パーマやカラーの前に髪に付着している物は
あらかじめシャンプーや処理剤で取り除いてから行って対処しているというところでしょうか。
まとめるとシリコーン配合シャンプー、ノンシリコーンシャンプーというだけでは良し悪しは決められないという事になります。
個人的にはシャンプーには別にいれる必要ないんじゃないかなぁと思う程度で、絶対入ってない方が良いですとは
全然思いません。
それが入っている事で頭皮も健康で髪も扱いやすければ全然ありじゃないでしょうか？
長々と読んで頂いてこんな結論でスミマセン_(._.)_
最近はシリコーン悪者説も比較的落ち着いてきたとは思いますが、
特定の成分を科学的な根拠もなく、さも有害のように喧伝して消費者の購買意欲をあおっているだけの物に
惑わされず、プロである僕らは正しい事を伝えていけるように勉強しておかないといけないですね。
最後まで読んでいただき,
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