先日家族で食事に行った時の話。
前回のスウブログにも登場した
次女のナナミ(上の写真の女の子)
が注文したのはお子さまランチ。

お子さまランチにはオマケがついていて、
食事が来る前に箱に入っている沢山のオモチャから選ぶスタイルでした。

楽しそうにニコニコしながら
オモチャを選ぶナナミ。
「どれにしようかなー」

横からお姉ちゃんのハルカが
「これがいいんじゃない？」
「これ面白そうだよ」
と口を挟みナナミにすすめていました。

しかしナナミはそれらを全部嫌がって
「これにするー」
と選んだのは、中から卵？が出てくるという黄色い丸い塊のオモチャ。

「えー何それ面白くないよー」
ハルカにダメ出しされていたが
「これにするの！」
とナナミは聞かない。

ケンカになりそうな雰囲気だったので僕は
「ナナミの好きな物にさせてあげて」
と声をかけた。
「どれ見せてみて」
奥さんがそのオモチャをチェックしました。

それは何やら中から出てくるのがスライムみたいな物なのか？そのオモチャ自体をビニールとかの袋に入れて保管しておかなきゃいけない物らしい。

それを奥さんはナナミに説明して、
「面倒くさいオモチャだよ？」
「本当にそれでいいの？」
「違うのがいいんじゃないの？」
ナナミは
「嫌だこれにする！」
ハルカにも
「今ここで開けれないよ」
「こっちの方がいいんじゃない？」
とまた別の物をすすめられて
「嫌だこれがいい！」

またケンカになりそうだったので僕は
「ナナミの好きな物にすれば良いよ」
とまた声をかけました。

奥さんもそれを察して同意していましたが
部屋が汚れそうと思ったのか
ハルカが選んだオモチャのコマみたいなのをすすめ始めていました笑
「それならヒロトと一緒に遊べそうだよ？」
「ヒロトも喜ぶかもよ？」
弟が大好きでヒロトと遊ぶのが好きなナナミは一瞬迷っていましたが
「やっぱりこれにする！」
と言っていました。

しかし、またお姉ちゃんとのやり取りが始まったり、お母さんの同意をちゃんと得られていなかったのが不安だったのか
迷い始めていました。
「もう一回ちゃんと選んで！」
お母さんにそう言われて、
もう一度選ぶ事になりました。

悩んでる所にまたお姉ちゃんが
口を挟みます笑

最初にあんなに楽しそうに選んでいたナナミは段々機嫌が悪くなってきていました。

そして最終的にナナミが選んだのは
魔法使いが持つような
先が星形になっているピンクのステッキでした。
「これにするー」
ニヤニヤしているナナミ。

ナナミは魔法使いも好きだし、
ピンク色が好きなのです。
すかさずお姉ちゃんがダメ出し笑
「そんなのどこにでもあるじゃん！」
「嫌だこれにする！」
またナナミの機嫌が悪くなりそうになり
「ナナミの好きな物で良いんだよ！」
「ハルカは関係無いんだから放っておいてあげなさい！」
僕は声をかけて奥さんもそれに同意していました。

それで一旦落ち着いたのですが
最後ハルカが
「馬鹿だねー」
とナナミにかけた言葉で傷ついてしまったのか、
ナナミはしばらく顔をテーブルに埋めて上げようとしません。

奥さんが
「どうしたの？」
「具合が悪いの？」
と声をかけます。

具合が悪い訳ではない、一連の流れで
思い通りに行かない上に最後馬鹿にされて
悲しくなってしまったのだ。

以前のナナミなら
「どうしたの？」
という言葉ひとつで号泣していた所だが
その日は大丈夫だった。

「何でもない大丈夫」
と顔をあげた。
そして少しして、ナナミのお子さまランチが一番先に届き機嫌を取り戻していました。

家に帰って早速先ほど手に入れたオモチャで遊ぶナナミ。
「～になれー！」
魔法使いのように楽しそうに
ステッキを振るナナミ(^^)

僕に向かって
「王子様になれー！」
とかやって遊んでいました笑
「王子様じゃないよおじさまだよ笑」
とハルカ。
「おじさまになれー！笑」
「ひげのおじさんになれー！」
ケラケラ笑って楽しそうに遊ぶナナミ。

ヒロトに向かって
「王子様になれー！」
「おじさまになれー！」
ケラケラケラ笑

ナナミにつられてヒロトも
ケラケラ笑っています(^^)

楽しいね！

「この先がキラキラ✨してるのがホントに
かわいいー♥️」と
その自分が選んだピンクのステッキに
頬ずりしていました。

大人やハルカのようなお姉ちゃんが見て
何でもないオモチャでも
ナナミにとっては宝物なのだ。

何でもないようなオモチャでも
想像力や妄想で楽しくなれる。
それは凄く大事で素敵な事なんだよ！

ナナミの好きな物が選べて
良かったねー(´ω｀)

そんなスウの休日のお話でした。
長々とご清聴ありがとうございました(^-^)

今日は以上です！
それでは今日も良い１日を(^_^)/~~