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おすすめの本♪

こんにちは!
スウの鈴木です(^^)/

今年も残す所後わずかです。
というかもう後1日でした!
なんか一年、速いですね。

この12月は特にあっという間で
もう年末という感じでした。

なぜ時間は速く感じたり
遅く感じたりするのでしょうか?

年を重ねる度に、
時間が加速して行ってるような気がします笑
 
そんなバタバタ慌ただしい年末でも、
スウはちょっとでも
読者の時間を作っています。

忙しくて読者なんか出来ない!
なんて言う人もいるけど、
それはその時間を作らないだけで
やろうと思えば全然出来ると気づきました。

寝る前の少しの時間とか、
少し早く起きてとか。

僕みたいに、
やらなきゃいけない事があるのに
優先順位を上にしてまで
その時間を取るのが良いことなのかは
甚だ疑問ですが..f(^^;

最近、図書館に務めているお姉さまに
勧められた本を読んでみました。
(上の写真の本)

「さよなら、田中さん」
という本なのですが
中学二年生の女の子が書いた本です。

著者プロフィール
母子家庭で育つ小学生の女の子と
そのお母さんのお話なのですが、
お母さんのキャラクターが凄く強烈で面白いです!

この本の見開きの扉にあるような名言
こんな名言が色々なお話の中に沢山出てきます。

そんなお母さんと娘とのやりとり全てが
ユーモラスで楽しい。

自分のお母さんや、その他に出てくる大人たち
それを見つめる小学生からの視点と心の描写も
凄く上手く書かれていて
本当に中学生が書いたのか?
いや、逆に中学生の女の子だからこその描写なのか?
どうなのか分からないけど、
とにかくすごいです。

お母さんの”生きる”という事への
逞しさは、センチメンタルな悩みや感傷を
全て吹き飛ばしてくれるようなパワーがあります。

そして、その教えで育った女の子には
それをどこか冷静に見つめている一面があり、
さくらももこのちびまる子ちゃんの様な、
どこか温かく、全てユーモアをもって
捉えている描写が面白い。


お母さんは小さい頃に両親を亡くしていて、
親戚も身寄りもない。
そして何らかの事情で
母一人で子育てをしている。

”生きる”という事に必死で、一生懸命で
悲しい出来事も孤独な寂しさも
全て抱えているはずなのに
とにかく逞しいお母さんとその子供。

そして色々な出来事を
ただただひたすら
必死に生きているという事で
ユーモアに包んでしまう。

そんな二人の数々のエピソードは
感動と笑いがあり、
愛や優しさに溢れて、
不思議と温かい気持ちになり
生きる勇気や元気が湧いてくる。

そんな素敵な短編集です。

薦められた本ですが、
スウからもおすすめします!

これからお正月など、
ゆっくりと過ごせる時間に
読者などいかがでしょうか?

もうひとつ、
スウのおすすめの本があるのですが
それはまたの機会にします。

今日は以上です。
それではまた(^_^)/~~


 

もうひとつのおすすめの本。
いつかブログに書くかもしれないです。