BLOG

月曜日の友達

こんにちは。
横浜青葉台美容室スウの鈴木です(^o^)/
今日は最近読んで面白かった
というか、感動したマンガをご紹介します♪

こちらです
「月曜日の友達」
という漫画です。

本と同様に漫画も、
その時の気分で適当に選んで買うのが好きです。

なので、その時の流行りとかに疎く、
この漫画の事は知りませんでした。

もしかしたら漫画好きの人には、
今さら感のあるものなのかもしれません。

漫画は大体、
ヴィレッジヴァンガードで買います。

ポップとか並べ方とかから
ヴィレッジヴァンガードのスタッフさんの
熱意が伝わって買ったり、
題名とか表紙の絵の感じや、
帯の言葉を見て買ったりしてます。

この漫画を買った時も、
そんな感じで何の前情報もなしで
他に2冊買ったのですが、
3冊の中で断トツにこれが良かったです。

 
表紙のこの絵の感じと
帯の  "糸井重里感涙"という言葉に
釣られました笑

自分のその時のアンテナや
感性だけで買いたいと思いつつも
結局気になる人の言葉にすぐ釣られます笑
ネタバレとかあまり影響なく
楽しめる漫画だと思いますが、
僕の様に何の前情報もなく読みたい方は
この先は読まない事をオススメします。
ブログで伝えるのに、
ストーリーの概略少しなぞろうと思って
この漫画の紹介文みたいなのをネットで見てたのですが、
そこで、こういうストーリーの漫画を
ガールミーツボーイ物語と呼ぶ事を
初めて知ったおっさんです(/-\*)

こんな感じの紹介文でした

みんなが少しずつ大人びてくる中学1年生。そんな中であどけなさが抜けない女子・水谷茜。水谷はひょんなことから「俺は超能力が使える!」と突拍子もないことを言う同級生の男子・月野透と校庭で会う約束をする。決まって月曜日の夜に。大人と子供のはざまのひとときの輝きを描く、まばゆく、胸がしめつけられるガールミーツボーイ物語。 ... 
 
ちょっと自分もストーリー追います。
(ここからネタバレありです!)

中学生になって、皆との違和感や、
それぞれの理由でクラスで馴染めない二人が
ひょんな事から月曜日の夜だけ、
ある遊びをするために学校で会う約束をします。

昼間の学校では、その夜の遊びや、
二人が会っている事が皆にバレない様に
一切コミュニケーションをとらないで過ごす約束もする。

お互いに抱えていた孤独が
月曜日の夜には、無邪気な子供に戻った様に開放される。

なんとなく始めた秘密の遊びの時間が
次第にお互いにとって、
かけがえのない時間になっていきます。

そんな時、
女の子(水谷茜)の男の子(月野透)を想う
善意からの行動で、
二人の秘密の約束を破ってしまう事になる。
その事がきっかけで、月曜日の夜に会う約束は、やめにしようと告げられてしまった女の子。

ちょっとしたすれ違いから、
心の友達を失い、今まで味わったことのないような深い悲しみに襲われる茜。

それから二人の周りが変わりはじめます。
~~~~~~~~~~~~~

 
マンガを読んで泣いたのは、中学生の時に読んでたドラえもんの映画のマンガ以来かも笑

中学生の時、それまでドラえもんの映画を見た事がなく、何かのキッカケで単行本の漫画を手に入れ夢中で読んでました。

そう言えば今思い出したのですが、
ドラえもんの映画の事を人に説明する時に、ずっと、のび太の映画、のび太の映画って話してたら、ドラえもんの映画でしょって指摘された事がありました。

冗談ではなく、のび太目線が強すぎた僕は
ドラえもんの映画という意識が薄かった事に
最近気づきました。

どうでもいい、どっちでも良い話
すみません(^_^;)

もう少し横道にそれますが
お付き合い下さい。

自分の中学生時代の話をします。


中学生の時、学校にいる間はほぼ毎日部活(サッカー)で激しく動いていたので、休みの日は一人で図書館に行くのが好きでした。

友達がいなかった訳ではないけれど、
(いなかったのかな?笑)
大体休みは一人で過ごし、
ごくたまに寂しいなと思う時もあったけれど、特に苦痛ではありませんでした。

むしろ学校ではきっと分かち合えない
独りの世界が好きでした。

皆大人びてくる多感な時期に
今さらドラえもん読んで感動してるとか
言えなかったですし笑

小学生が読むような児童書
ズッコケ三人組とか片っ端から
読み漁ったりして興奮してました。

小学生に戻りたいという願望があったのか、
小学生の時にしてこなかった読者という楽しみを取り戻したかったからなのか、
小学生で流行った江戸川乱歩の怪人二十面相のシリーズを今さら読んだり。

後は、赤川次郎とか栗本薫とかの
ミステリーとかサスペンス。

それから、作家さんの名前は忘れてしまったけど筒井康隆さんの「時をかける少女」のような、
日常の物語に少しファンタジーが入ったようなSF小説たち。

その時は読者熱が凄くあり、
暇さえあれば本を読んでました。

あ、いつの間にか本の話になってた(・・;)

漫画は図書館にはあまりないので、
ジャンプとかのマンガと、
単行本で買ってたのは、さっき話した
映画のドラえもんのマンガ。

その時以来の感動?

さすがにそれはないか笑

大学の時に何故か繰り返し読んでた
愛読書の
「あしたのジョー」
でも泣くって事はあったかな?
繰り返し読み過ぎてファーストインプレッション忘れてます。

いつ以来かわからないけど、久し振りに
本当に感動しました。
月曜日の友達の話に戻ります。

2巻で完結なんですが
2巻の途中、
月曜日の夜に会えなくなってからの
女の子の心の描写、
女の子の話す言葉、
絵から伝わってくるもの。
男の子が本心を打ち明けた後の展開。

一巻の感じで油断してたからか、
一気に心にきて泣いてしまいました。。。

自分の中でくすぶっていた
何かが弾けたような感覚。

観念的な話なので、
全く伝わってないかなと思います。
読んでもらえれば分かります笑

もしかしたら何も感じない人もいるかもしれません。

自分だけが特別なのではなく、
きっと誰しもが持っていた、
大人と子供のはざまの苦悩や葛藤や孤独。

今僕がこれを読んで感傷的になるのは、
過去を思い出して
そんな二人になりたかったと、
心のどこかで願っていたからなのかもしれない。

40も半ばを迎えたオッサンが未だに
月曜日の友達をどこかで探していたのかもしれない。

もしくは自分の子供たちの、
この先を思っての涙なのかもしれない。
いずれにせよ、
今の僕にジャストフィットして
心を揺さぶられ、
忘れられない漫画の一つになりました。

女の子や男の子が発した言葉。
それを書けばもう少し分かりやすく
感じた気持ちを伝えられると思います。

だけど、完全なネタバレはさける為と、
ここで言葉だけを書いても半分以上も伝わらないし、漫画として絵からの情報も含めてじゃないとダメだと思うので、
興味のある方は是非読んで下さい。
 
心が柔軟でいられれば、
きっと必要な人には必要な物が
必然的に届くようになっているのではないかと思います。

もし何かを感じて読んだ人がいましたら、
お話しましょう♪
今日は以上です!
それではまた(^_^)/~~