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燃え尽き症候群

こんにちは!
横浜青葉台美容室スウの鈴木です(^-^)/
昨日ブログを書いていて、
高校時代を振り返った時に
突然「燃え尽き症候群」という言葉が
思い浮かびました。

高校でサッカー部を辞めて、
その後の大学生時代の
自分の過去を振り返って、
その時の精神状態は
ちょっと鬱だったのではないか
と思っていました。

しかし、この言葉が自分から出てきて
何となく気になったので
最近読んでいる「自分を愛して!」
という本で、それについて調べてみました。

そこに、興味深い見解があったので、
今日はそれをご紹介します。

もし僕と同じように
この言葉にひっかかった人がいましたら
一緒に見ていきましょう。
 
「自分を愛して!」の著者リズ・ブルボーは
燃え尽き症候群になる人は、
同性の親との間に、
解決すべき課題が残っていると思われる
と説いています。

~~~~~~~~~~~~~~~~
「燃え尽き症候群」

幼い時に、同性の親の承認を得る為に
あらゆることを試みたにもかかわらず、
結局、その親から自分が求めていた承認を得る事が出来なかった人。

その結果、
自分がコントロールされていて無力である、
と感じるようになった。

自分の価値に確信が持てないので、
こうした人たちは、
いつも、高い成果を出して、
自分の価値を証明しようとします。

自分の存在それ自体に価値がある
ということが信じられないため、
何かをすることを通して
自分の価値を証明しようとするのです。

周りからは仕事の出来る
有能な人間だとおもわれていますが、
本人自身は、限界ぎりぎりのところで
なんとかやっている、と感じています。

いつも周りの人たちから
ほめてもらいたいと思っていますので、
自分がやったことを誰も褒めてくれないと、
ものすごい孤独感を感じます。

そして、
「自分がやったことは何だったんだろう?」
と考えて、やる気をなくしてしまう。

その結果、自信を失い、
自分を無能な人間だと見なして、
試合を放棄し、突然ばったりと
倒れてしまうのです。

そうなると、もう何もできなくなります。
何かしようという気力さえ、
なくしてしまうのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~
精神的なレベルでの解決法として~

あなたは出来るだけ早く、
自分は存在するだけで価値がある、
ということに気づく必要があると
説いています。


あなたは幼い時に、自分が一生懸命やれば、
同性の親からもっと愛されるはずだ、
と思い込んだのです。
その事をぜひとも自覚しましょう。

そしてその思い込みを変えられるのは、
あなた自身だけなのだ、
という事を知ってください。

あなたに対して、
自分の限界を超えてまで頑張りなさい、
と言える人など、
世界中にただの一人もいません。

あなた自身だって、あなたに対して
そう言う事は出来ないのです。

自分を愛するとは、自分の才能のみならず、
自分の限界、自分の弱さまで、
ありのままに認める事なのです。

あなたの同性の親が、
あなたに多くを要求していると
あなたは感じたのですが、
それは事実ではなく、
あなたの単なる「思い込み」に
過ぎなかったのです。

あなたが自分に対して
多くを要求していたから、
あなたはそんなふうに感じたのです。

そして、大きくなってからあなたは
「転移」を行いました。

その結果、あなたの職場の人たちが、
あなたの同性の親の役割を果たすようになり、
あなたは高い成果を上げることによって
彼らから愛されようとしたのです。

どうか、あなたはこれから
決して無理をせず、
自分の出来る範囲で仕事をして下さい。

自分には無理だと思った時には、
ためらうことなく
「ノー」と言いましょう。

それはあなたの当然の権利なのです。

自分の限界を認めれば、
あなたは他者を批判する事も少なくなり、
もっと幸せに生きられるようになるでしょう。

幸せな人は、絶えず新たなエネルギーを
獲得する事が出来るのです。

燃え尽き症候群の人たちは、
もともとエネルギーが少ないから燃え尽きたのではありません。

そうではなくて、
自分を愛する能力がないために、
エネルギーが尽きてしまったのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

自分があの頃、この本に出会っていたら
どう思っただろう?

もしくは、
自分の身体の調子や精神状態の悪さが
「自分を愛して!」
という肉体からのサインなのだ
と説明してくれる人が
周りにいたとしたらどうだったろう?

果たしてそれを素直に聞き
受け入れただろうか?

今の自分には、
心の絡んだ紐がスルスルと解かれていくよう
に受け入れられます。

大学を辞めた後の行動も、
仕事に就いてからの自分の行動も
その起因を改めて深く考えると、
色々な事に気付かされます。

でもその時の当時の自分は、
「何それ?」
と受け入れなかったかもしれないです。

僕の場合は、
そこまで追い詰められる前に
ギブアップしてしまったり、
好きなものに固執して、
現実逃避をしてしまいます。

頑張り過ぎて燃え尽きてしまう事を
望んでいるわりに逆にそこまで出来ない
という弱さがあります。

その弱さが自分では好きになれず、
駄目なところだと思っていたけれど、
かえってそれが、壊れてしまわないように、
自分を守って救っていたのかもしれない
と思うと、
そんな自分も愛せるような気がします。

しかし中には、
限界まで追い詰めて、精神的に本当に
もう駄目になってしまったり、
大病になってしまったりした時に
やっと気づき自分の弱さを受け入れられる
という人もいるのかもしれません。
最近、
覚醒剤を3年間絶つことが出来ているという
元プロ野球選手の清原和博さんの
今の現状の話を聞きました。

自分の感情、その時の精神状態、
何故覚せい剤に手を伸ばしてしまったのか?

冷静に過去のご自身を振り返られる姿は、
ありのままの自分を受け入れよう
という姿に見えて、
本当に良かったなと思いました。

今までの何よりも力強く、
自分自身と対峙されている姿は
とても素晴らしかったです。

もっとこれからも
自分で自分を愛してあげて欲しいと
心から思いました。

彼の言葉で印象的だったのは
自分の本当の気持ちを
打ち明けられる人がいれば良かった。
という言葉です。

自分の弱さを見せても、
「それで良いんだよ」
という理解者がいなかったか、
あるいは、いたにも関わらず
それを自分自身が受け入れられなかったのでは?
と思うと、
もっと早くに自分の身体や心のSOSに気付き
自分で自分を認めてあげていられれば、
誰かがそれに気付いてあげられれば、
覚醒剤にも手を出す事もなかったのでは、
と思います。

大スターだからこその孤独ではなく、
誰にでも訪れるものなのかもしれません。

闇の世界が手招きして、
のめり込んでしまった被害者であり、
自分で自分を傷つけてしまった
加害者でもある。

そこから抜け出して、
本来の自分を取り戻そうとしている彼は
色々な事を教えてくれていて、
頑張って欲しいと、心から思います。


 
「燃え尽き症候群」に限らず、
もし、このブログを読んでくれている方で
体調がすぐれない、
気持ちが前に向かない
精神状態が良くない。

そんな方がいましたら
今日抜粋させてもらった本を
おすすめします。
どうかご自愛ください。

長々とお付き合い頂き
ありがとうございます!

それではまた明日。

今日も良い1日をお過ごし下さい(^_^)/~~
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