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コロナウィルス対策をアーユルヴェーダ的に考えてみました。

1月末にインド政府の発表で
コロナウィルスの予防対策として
アーユルヴェーダなどの古代の伝統医療が有効と発表していました。
(インド政府の伝統医学省)

日本だと「アーユルヴェーダ」って名前を聞くと、エステサロンとかをイメージして
マッサージの事と考えてる人が多いかもしれない。
(僕も知る前はそう思ってました!)

アーユルヴェーダというのは、
世界最古の総合的な医学体系。


東洋医学などの原典とも言われていて
何千年も前からずっと伝わっている伝承医学。

別に古くからあるからって、
信憑性が高いとか、良いものだとか、
必ずしもそうではないとは思う。

しかし自分の体を自分で守るっていうのが大切になってきてる現代。

そんな現在だからこそ
予防医学にもなるアーユルヴェーダには
今を生き抜く様々なヒントがある。


南インドやスリランカの方では、西洋医学ではなく、
町医者がアーユルヴェーダだったりする所が沢山あって
今でも古代からの医療法で生活している人々がいるという。


現代医学は様々な病気を治すという事にかけて、今もどんどん進化していて、
ほとんどの人がその恩恵を受けている。



それに対してアーユルヴェーダでは、
なってしまった病気にアプローチして
処方箋を出すというよりも、その病気の「原因」を探って、
なぜそうなるのかを考えていき、
推察して解明していく医学。


病気という「結果」には
必ず「原因」がある。


あたり前の事なんだけど、
そこはなぜかおざなりになってしまう。


処方箋を出してもらって
薬を飲んで病気が治ったら、
何故そうなったのかは
あまり振り返らない。


その原因をすっかり忘れて
思い起こしたとしても
せいぜい疲れてたからとか、
ストレスがたまっていたからかな?
とか位しか考えない。


しかし「原因」の方にしっかり目を向ければ、
治療だけでなく、次はそうならない予防も出来る。


アーユルヴェーダは
現代医学の「対処療法」では対応出来ない病気などに有効だったり、
病名がつかないと処方箋の出せない
未病の病気に苦しむ人たち(例えば片頭痛持ちの人とか)の救いになる。


そして今回のような特効薬のない
新しい病気に対する対処法としても
アーユルヴェーダは、日本でもとても役立つと思う。


科学的に証明されないと信じない
とか
偉いお医者さんとか学者さんが言ってたから信じる
とか
人が物事を信じる理由は人それぞれだ。


しかし、現代の科学で
やっと今になって分かった事とか、
証明されてきているものが
遥か昔の智者の叡智で分かっていた
という事が、なぜか驚くほど沢山ある
という事実がある。


人の観察や、経験から得られたのか
どうしてそんな真理みたいな事に辿りついて、体系化できたのか分からないけれど
そんな、いにしえの叡智は現代科学の想像を越えていてる。


きっと耳を傾ける価値が僕はあると思うんですけど、どうでしょうか?


僕も今、そんなアーユルヴェーダを勉強中なのですが、今回のコロナウィルスへ対策するとしたらどうするか?


と自分なりに今教わっている知識と
今実践している事などから、
考えてみました。

 
この自分で自分なりに考えられる
というのがアーユルヴェーダを知ってから
個人的に「良いな」と思う所。


妙な不安感とか持たなくて済みますからね。。。


ウィルス感染の予防や拡散防止として、
マスクをしたり、手洗いうがい、
沢山の人混みを避けるとかは
結構共通認識として皆心がけてる事だと思う。


あとは今回のウィルスに限らずだけど
各個人で健康管理をする事や
病気の予防を心がける事。


病気の予防としてよく言われるのは
「免疫力をあげる」ってよく耳にします。


免疫力ってのは体が元々持ってる機能で、
上げるんじゃなくて、本来の機能を発揮するって事(いちいち細かくてすみません笑)


これ食べとけば大丈夫とかはないし、
急に免疫力がつくってわけでもないし、
普段からの生活習慣が大事。


食事と睡眠と運動


が大事という


・バランスのとれた食事
・充分な睡眠
・適度な運動

後あげるとすれば

・病気を呼び込まない精神状態。


特に今は何だか分からない物に怯えたり、
不安や怖れを抱いていて、
不可解な行動に走ってしまったりとかしてしまっているのかな?
と思う。
(流通がストップする様な事態ではないのに、何でトイレットペーパーがなくなるんだろう?)


そういう精神状態からも、病気はやってくる。


ウィルスじゃなくても違う病気になってしまうかもしれない。



こういう書き方すると、余計不安を煽るかもしれないけど。。。


運動が大事だからといって、
普段動いてないお年寄りとかが
いきなり激しい運動とかはじめたら
病気になってしまう。


普段からの心がけが大事なのだ。


そう分かっちゃいるけど
出来てないから、
皆どうしたらいいのかと不安になる。



じゃあ例えばバランスの良い食事って
具体的にどんな食事?


その食事一つとっても
個人差を総体化して分類する西洋的な栄養学の考え方と、
その人一人一人、個々の体、体質によって異なる気性や機能によって変わってくると考えるアーユルヴェーダの様な東洋的な考えとの差異もある。


それを簡単に説明するのは難しい。


これをここで説明しようとすると、
一人一人の違いを一つのトピックとして、
長い長いブログになる位のテーマなので、
詳しくは触れない。


触れないのかーい!
となった方。


偉そうな事つらつらと書いてますけど、
伝え方など含めて、
まだまだ僕も勉強中なんです。。。


ただアーユルヴェーダを学んで
食事に関して最も心に響いた教えは

何を食べるか?
より
どう食べるか?
が大事ということ。

食事の目的は
「満腹感」ではなく「満足感」
を得ること。


どういう気持ちで食べるかで
消化酵素の出方が違ってくる。


時間が来たから食べるのではなく、
お腹が空いたから食べる
というのも、良く消化される準備が出来ていますよ、というサイン。

 そして、美味しい、楽しい、
食べれて嬉しい、ありがとう
と、落ち着いて、ゆっくりと
色々な味(6味)を噛み締めながら
食べた食べ物は、
良く消化されて、
体の中に未消化物を残さないという。
 
 
この未消化物が体の中にたまると
それが悪さをして、
病気になるとアーユルヴェーダでは考える。


未消化物を体の中に残さないために
もう一つ食事で気をつける事は

「腹八分目」

を心がける事。


栄養学で成人の1日の摂取量
何キロカロリーとかの目安ではなく、
一人一人の体に見合った
ちゃんと消化出来る、
食べる量の指針が
自分のお腹の八分目ですよ
という
すごく分かりやすい指針なのです。



次回のブログでは
僕が今している事。


アーユルヴェーダを知ってからやっている事を紹介しようと思います。


ここまで読んでくださった方
ありがとうございました。


長々と書いて次回に持ち越しで
すみません。


もう次回はないなと思われた方。


アーユルヴェーダを知ってからしてる事は
色々あるんですけど、
ここで言っちゃうと
白湯を飲むっていう事と、
鼻に油を点鼻するって事を
次回は書こうと思ってます。
 
また、白湯の話か!

と思われた方、こんなにコスパがよく
効果的な事は他にはないので
習慣化するまで何度でも伝えようと思います(≧▽≦)


怪しい商品を売りつけるわけでもなく、
スーパーフードを食べろというわけでもなく、お湯を飲めば良いって
すごく良心的な方法だと思いませんか?


何でいいのか、
また次回説明しようと思います。
 
今日は以上です!

それでは今日も良い1日を✨
 
スウのスタッフ祐実ちゃんも
白湯飲んでます(≧▽≦)
ブログも是非どうぞ(^^)