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「熱病」の対処方 ~アーユルヴェーダの智恵~

こんにちは!

スウです♪
今日はアーユルヴェーダ的「熱病」の対処方をお伝えします
 
 
アーユルヴェーダ的に熱病に侵された時
侵さされそうになった時の対処方でまず最初にすることは「絶食」です
 
 
食事をして消化、代謝に使われる力は
病気(病素)を外に出したり免疫力で戦って打ち勝つ力と同じと考えるので
 
 
まずはその自己治癒力を最大限にいかすために食べないということが重要だそうです。
 
 
例外としては憔悴、恐怖、怒り、愛着、悲哀、疲労によって発生した熱病以外のもの
 
例えば普段から栄養が足りてなくて食べない事でヘロヘロになってしまう症状の人が発病した場合を覗いてはまずは食事制限が大事となっています
 
 
 
最初は絶食をして白湯を飲んで
その消化代謝の力(アグニ)を高めて汗などをかいて病素の排出を促します
 
 
そして少し回復してきたら
お粥などの消化に優しく滋養になるものをとっていく
 
 
 
味で一番NGな味は「渋味」です
なので日本人がやってしまいがちなお茶
(緑茶とかウーロン茶とか)を飲むのはやめた方がいいそうです
 
 
とった方がいい味は苦味です
苦味と渋味分かりづらいかもしれませんが
 
日本で手に入る薬の様に使える苦味は
「せんぶり」
 
なので絶食→白湯→センブリ茶など
 
少し回復したら重湯→お粥
 
などがいいです
 
 
お粥にいれるものとしては
 
ゴーヤなどの苦味のある野菜がいいです
 
後は生姜、長ネギなども良いと思います
 
 
まとめると
 
病素を消化させるには
 
絶食→発汗→時間を待つこと→薬用粥(苦味を取る)
 
 
あともうひとつ
 
【急性熱病の場合に避けるべき事】
として
 
昼寝、入浴、アビヤンガ(オイルマッサージ)、食事、性行為、怒り、風に触れること、運動、渋味
 
これらは避けるべきとなってます
 
 
弱った時に何かを食べて栄養を取るとしがいがちですが、熱病に犯された初期段階としては絶食によって、熱が下がり、体が軽くなっていき、自然な食欲が生じてくるので
 
回復期までは
絶食→消化の負担にならない滋養のあるものを取っていく
というのが正しい療養の仕方という事のようです
 
 
まずは自己治癒力を最大限にいかすような過ごし方をするのを是非心がけてみて下さい
 
 
ワクチンによる副反応で熱に悩まされるかたにもいかせる知識だと思いますので是非参考までに

心と体は繋がっていますので食べない事、食べれない事が辛いと思ってしまうって事もあると思います

しかし知識として知って本当の体の声を聞ければ、自然な食欲がわいてくるまで食べないっていうのも正しい事なんだなって分かると乗り切れたりとかもするのではと思います


アーユルヴェーダでは自分の体は自分で守るという観点から様々な事を教えてくれます
 
 
 ちょっと最初はハードルが高いかもしれませんが普段から断食の習慣などをしていると
この絶食して回復するという考え方と体の声が一致してくるので苦しいと思う事もなくスムーズに行えると思います

 
普段から健康管理にも、熱病に限らず
色々な病にも自分の中にある
消化の火(アグニ)をどう扱うかが大事になりますので
 
 
そのアグニの大切さについてはまた別の角度からもお伝えできればと思います。
 
 
今日は以上です!
 
皆さんお体をお大事にお過ごしください✨
 
【追記】

あまりにも高温の発熱が続く場合は合併症の危険もあります。

通常時はお医者さんの診察が可能ですが今はそれも難しくなっていて自己管理自己責任みたいなかたちで熱冷ましを処方されて、その判断も個人任せになっているというのが現状だと思います。

なのでこれからは個人で出来る事として西洋医学的視点、東洋医学的視点どちらも大事になってくると思っています。

東洋医学的視点として自分の体をじぶんで守るというアーユルヴェーダの智恵は凄く役に立つと思いますので是非参考になさって下さい

YouTubeでアーユルヴェーダの発信してます
(最近更新出来てなくてすみませんm(_ _)m)
少しお休み中で変わりにスウブログなどでちょこちょこ発信していきます

アーユルヴェーダの事ちゃんと伝われば
きっと楽しく健康になる人が沢山ふえると思ってます♪

僕も勉強中なのでこれから一緒に勉強していきましょう(^^)

発熱の対処方、以前の動画も少し参考になると思います