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会員番号1番のお客様~最初の気持ち~

スウがオープンして
最初に来てくださったお客様
 
 
会員番号1番のお客様
 
お店をオープンしても最初は中々
集客に時間がかかりました
 
 
チラシを巻いたり
ブログを書いたり
それでも中々軌道に乗るのは時間がかかって

紹介をして下さったり
大変だった時期も
応援してくださって
 
 
徐々に徐々にお客様が来てくださるようになって
 
 
おかげ様で今では毎日予約で埋まるお店になれました
 
 
最近も忙しいのは良いことだけど
予約が取りにくいのは嫌だと言われながらもずっとスウに通って下さってて
 

でもいつからか急に体調が悪くなられて
 
いつの間にか酸素ボンベが必要になって
 
抗がん剤治療のために
スウでウィッグを選んで作ったりしていました
 
そして先日旦那様がご挨拶に来られて
ご逝去されたということを知りました
 
 
とても急なお話でした
 
生前スウさんの所に挨拶に行くようにと
おっしゃって下さってたみたいで
 
会員番号1番って事
嬉しがってたんですよって
 
永久欠番になってしまいましたがって
 
ウィッグは棺に入れましたのでと
旦那様言われてて
 
 
まだまだお若かったし
 
とても悲しくて
 
なんでそうなるんだろうって
 
でも泣いてもどうしようもなくて
 
 
つい先日も仙台の祖母が亡くなって
 
とても大切なこと心の中に残してくれました
 
最後に今までの事伝えてくれた気がしました
 
会員番号一番の井上様も
とても大切なこと
僕は受け取りました
 
 
最初の気持ちはとても純粋
 
でもいつからかそれを忘れがちになる
 
調子良ければ安心して
誰かへの思いおざなりになれば
 
それだけの結果がかえってくるだけだから
 
 
最初に来てくださって
応援し続けて下さった思い
 
いつもいつも思い出させてくださる
 
そんな話はしなかったけれど
 
ブログにいつか書いてました
 
 
自分が死んでしまうかもしれないときに
スウに挨拶行くようにと言って下さって
 
悲しいけれど僕はとても嬉しいです
 
 
人への感謝とか愛情とかご縁とか
そういう簡単な言葉では埋められない思い
 
 
生きることでも伝えて下さって
亡くなられても
教えて下さってる気がしています
 
今までどうもありがとうございました
 
井上様がスウの最初のお客様で
本当に良かったです
 
どうぞ安らかに
お眠り下さい
 
 
つたない言葉ですが
 
ブログにするか迷いましたが
 
ここに追悼の意を表します