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僕の好きなおじさん

僕の好きなおじさん

こんにちは。
横浜青葉台駅の長~い坂の上にある
理美容室スウの鈴木です。

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気軽に
”スウさん”と呼んでください(^^)/
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お店の名前は
坂の上のスウ
と覚えて下さいねhappy02 

お店の名前の由来のお話。 

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去年から一緒に働いている大砂古祐実ちゃんも
ブログやってます。

美容師YUMIのゆる~い日記



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美容師としての今の自分の思いを綴ってます。

魔法使いになりたい

 

あなたはあなたのままでいい


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僕の好きなおじさん

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型破りな人、毒舌、破天荒、孤高の人
彼の事をあらわす言葉は
色々あると思うけれど
僕にとっては、誰よりも何よりも
愛のある優しいおじさんです。

何もかも上手くいかなくて落ち込んだ時も
誰とも分かり合えずふさぎ込んだ時も
このおじさんの言葉は心に響き
そんなもんだと全部を肯定してくれた。

「落語とは人間の業の肯定である」

彼はその業の肯定を
自分の人生をもって体現した人です。

「努力をすれば報われる」
成功者が良くいう言葉
もっともだし
美しくて正しい。

だけど、あんなに落語を愛し
落語の為に人生をかけて
誰よりも奔走した人が
「人生成り行き」
と言ってくれたことの方が
全てが報われる気がした。

彼を批判する人
常識をふりかざす人(大抵間違った常識w)
そんな人たちに彼は噛みつくが
そんな時もブラックユーモアで
笑いにしてしまうような愛がある。

もし傷ついて悲しい時や
どうしても許せない人や
悲しい事があったりしても
彼の落語の登場人物にしてしまったり
なってしまえば
そんな事も全部肯定してくれて
笑いにしてくれる。

このおじさんを初めて見た時から
僕にとって立川談志は
絶対に裏切ることのない
一生の心の友達だ。
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昔僕が大学生の頃、
深夜のTV放送で
「落語のピン」
という番組がありました。

若かりし日の春風亭昇太とか立川志らくとか
何人か中堅の落語家が出てきて
一人一席ずつ落語をやっていって
最後のとりが立川談志。

僕はその番組で初めて立川談志という人をみました。

もう20年以上も前の話なので
ネットの情報とかもないですから
予備知識も何もなく
TVで初めて見た談志は
ものすごく強烈でした。

落語自体は当時
正直あまり良く分かっていなかったと思います笑

しかし、大げさかもしれませんが
談志の話す言葉一つ一つが
ズシズシと心に響いて
興奮したのを今でも覚えています。

中学生の時にラジオから流れてきた
ブルーハーツのロックを聞いた時と
同じくらい。

初めてロックと出会った少年
みたいな気持ちになりました笑

大げさではなく
本当にそれ位のインパクトでした。

それからは毎週
最後に談志が出てくると
息をのむようにTVにくぎ付けでした。

この面白いおじさんが演じる落語を
どうにか理解しようと
スゴイ集中力で見てたと思います。

TVでは伝わりきれないだろう落語の面白さを
当時の談志は何とかして見せて演じて
伝えてやろうっていう
番組だったんじゃないかな。

少なくとも僕はこの番組で
立川談志が好きになり
落語も好きになりました。

立川談志はとにかく落語愛がすごいんです。

談志が好きだという昔の
志ん生とか僕も好きになったし。
桂三木助だったら「へっつい幽霊」と「道具屋」とか
この演目ならこの人って
談志が言ってた落語はほとんど聞きました。

あ、すみません
今日美容の情報一個も出てきませんので!笑

そして、このままダラダラと落ちのない話が続きますよー!

「落語のピン」を見ていた当時
僕は確か大学2年生だったと思います。

1年生の時から大学がつまらなくて
辞めて音楽の専門学校に行こうと
体験見学とかに行ったりしてました。

大学を辞めて音楽の専門学校に行きたいと
親に相談したら
うちの母親はなぜか泣いてしまいました笑

泣くことの程なのかな?と思いましたが
取りあえず大学卒業してからまた考えてくれと
説得され、
それを振り切るだけのパワーも情熱もなく
仕方なくイヤイヤ大学に通って
悶々としていた時期だったと思います。

因みに音楽の専門学校の先生にも
大学辞めてここに来たいと思ってるんです!
って話したら
辞めてまで来るところじゃないよ
って言われました笑

今考えると、
その程度でトーンダウンしてしまうような
情熱だったんです。

くすぶっている自分が嫌で
何かに燃えたくて、燃え尽きたくて
好きな物、本当に自分がやりたい事を
必死に探してもがいていた時期だと思います。

当時好きになった女の人とも
上手くいかなかったりしてw

何もかも上手くいかないような気がして
お先真っ暗だなと落ち込んで
ふさぎ込んでみたり
かと思ったら
急に大きな夢を妄想して
一人で興奮してみたり笑

躁鬱病なんじゃないかなって思う位
情緒不安定な暗黒時代です。
(今思い返すと大したことでもないんです。
でもその時は必死でした)

そんな時に
落語のピンのおじさんは
僕に強烈に何かを語りかけているような気がしたんです。

全然伝わらないですかね?

結局僕は大学を中退する事になります。

辞めて選んだ道が音楽関係ではなく
親の職業の理容師でした。

何かうまくまとまらないので
続きはまた今度書きます


最後は「落語のピン」の最終回
YouTubeで見つけたので
興味があったら見て下さい!
 



それでは今日も良い一日を\(^o^)/