BLOG

河口湖合宿3日目レポート アーユルヴェーダ体験まとめ

アーユルヴェーダ河口湖合宿三日目
最終日のレポートです。


その前のブログ
二日目同様、
早朝、先生のマントラを聞いて
朝のヨガからスタート。


この日も始める前にヨガの事について
色々教えてもらいました。


ヨーガというのは
サンスクリット語で
「結びつける」とか
「つなげる」という意味合い。


何と何がつながるのかは、
各々考えて下さい。
という事。


答えを教わるのではなく
考えて自分の中での答えを探す。
というのが楽しい。


間違っていてもいいのだと思う。

本来はこういう意味合いがありますよ
って知る事も大事だけど、
答えを受けとるだけでは
思考が止まってしまう。



って言っても、
ヨガは瞑想状態になるのも
一つの目的だから、思考しないって事も
今は大事な様な気がした。



そんなややこしい事を考えていたら
軽い瞑想状態に入りそうになった笑笑


先生のレクチャーが続いて、
一通りヨガのポーズを終え

ただ仰向けに寝て、
今日やったヨガが、体のどこにどういう反応をしたか、
目を閉じて感じて下さい。
と言った先生の言葉から、
かなり長い時間、
その寝たままの状態になっていた感じがした。


ここでも軽い瞑想状態に入って、
気づいたら少し眠っていた。


朝スッキリ目覚めて眠気はないはずなのに、
少しの眠りで、不思議とよりスッキリした。


体に感じるジンワリとした軽い痛みの様な感覚と、
頭の冴えが気持ちいい。



これが「心地良い自分」なのだなと、
朝から学びがあった。


1日目にはヨガをすると
「なんか分からないけど気持ちいい」
というだけで、
気づけなかった学びだ。



自分にとっての心地いいを知る。

何だか分かって来たような気がする。


ちょっと体にかかったジンワリした感覚も
気持ちいいという事が分かったし
頭がクリアで、やる気が出るし
楽しい事が起こるような気がする。


朝のヨガが終わったら
調理実習。


と言っても、一日目二日目の様な
料理を作る実習ではなく、
先生が作る牛乳粥を見る。
っていうだけの講習です。


ギー瞑想の次は
牛乳粥瞑想。


炊いていないお米の状態から作っていったお粥に、
生姜とスパイス
(黒こしょう、カルダモン、シナモン)
を加えて炊く。

ある程度お粥が出来上がってきてから、
牛乳を入れて仕上げる。


それが三日目の朝食です。
お好みでトッピングを入れて食べる。

シナモンパウダー
ジンジャーパウダー
生アーモンド、ドライデーツ
ドライイチジク
ギー
ハチミツ
黒砂糖
など。

 
甘いお粥は初体験で
ちょっと抵抗があったけど、
これはこれで美味しい。


トッピングを入れながら
色んな味を楽しんでいると
永遠に食べ続けられるかもと思った。



最近、白い物は太るとかいう風潮で
良くない物という扱いを受けてるらしいけど、
昔は白い食べ物というのは
神様に捧げる様な、
とてもありがたい物だったという事だ。



そんな風なありがたみを感じつつ、
甘いお粥を頂くと、
とても美味しく感じる。


この
美味しく感じるか?
っていうのがすごく大事だそうだ。



食事をする時には、
焦ってたり、怒ってたり、悲しかったり
していては良くなくて、
楽しい気持ちで
一つ一つの食べ物にありがたみを持って、
味わう。



そうすると消化力にも影響して
良い消化が出来るということだ。


アーユルヴェーダでは
この消化力というのが、
人の体を形作る最も大事な物だと考えている。



消化力が優れていれば
病気にならない。


そう言えば
1日目と2日目のブログに書くのを忘れてたけど、
毎回の食事の前にいつも、
生姜のスライスを食べるのが決まりになってました。


これも消化力を上げるための一つの習慣です。

後食事中だけでなく一日中白湯を飲むとか。。。


どんな良い食べ物を食べていても
この消化力が落ちていると
未消化物となった食べ物が
体に悪い働きをすると考える。


だから食べ過ぎもいけないし、
食べる時の気持ちも大事だし、
お腹が空いてから食べるってのも大事になってくる。


美味しいと感じながら食べると
唾液の分泌が良くなり、
良い唾液が出てきて消化力が上がる。


腹八分目にしていれば、
お昼を食べた後
仕事で体を使うような事があっても
消化に使える体力
(眠くなったりしないなど)
を残す事が出来て、
未消化物を作らずにいられる。



決められた時間が来たから食べるのではなく
お腹が空いたというサインに従えば
消化液も唾液もしっかり準備されているから
その時に食べる。
というのが最も良い。



どんなスーパーフードでも
美味しいと思って食べれてなければ
未消化物になって、毒になる可能性だってあるんだろう。


だから食べる物の質も大事だけど
それよりも大事なのが消化力で
胃腸が良い状態なのが一番という事です。


 
食事が終わって最後の実技講習は、
その大事な消化力の助けにもなる
8種のハーブやスパイスを使った消化薬
ヒングアシュタカチュルナ」を
古代のやり方で作ってみる
というもの。


ヒングアシュタカチュルナ

「ヒング」は
玉ねぎの様な香りの樹脂が原料のスパイス

「アシュタカ」は
8つという意味

「チュルナ」は
粉という意味

下の写真が八つのスパイス

スパイスは

ショウガ・黒コショウ・長コショウ・クミン
キャラウェイシード・セロリシード・岩塩・ヒング

の八つです。


それを下の写真の様な
器具を使って粉状にしていく。
これが、やって見ると結構大変で
生徒7人プラス先生2人て協力しても、
結構時間がかかった(・・;)


昔の人たちはこんな苦労して
作っていたのが分かると
一つの薬にも人の想いみたいなのが加わって、
より価値があって効く様な気がする。



こういう物って、その物の効果ってのは
人のマインドが大きく関わるはずだから、
受け取り側も、与える側も
これは効くと想いが強いと、
それが現実化する様な気がする。



ちょっと話はズレるけど、
古代の人のやり方に習って
薬を作っていたら、
そんな事かふと頭に浮かんだ。


でも現代ではこんな作り方はしない。

だって効率悪くて、無駄が多いから。


でも、その無駄な物って
本当に無価値なの?


効率や合理性重視の現代には
もっと議論してもいい、
面白いテーマかもしれない。


かといって、
僕もいざ作るってなったら
この作り方は選ばないと思うけど笑


大分話がそれた。

この昔のやり方で粉にした物
これを瓶に入れてシェイク。


その前に、
この粉を地層のやうにして
瓶に入れてみるという遊びをした。
(↑これこそ無駄だよね笑)



皆でやっていくはずの遊びが
途中から、
後鈴木さんお願いします

ってなってほとんど僕がやる事に(≧▽≦)


 
こんなんなりました
で?


ってなりますよね(≧▽≦)


ソッコー混ぜて、
皆で山分けしました。


食べ物にかけてもいいし、
料理に使ってもいい。

水やお湯でも飲んでもいいし、
風邪の時などにも効くらしい。


便秘の時はギーと一緒に
下痢の時はヨーグルトと一緒に
などと色々使い方は様々。



ここぞという時使ってみて
効果を確かめてみたいと思います。


西洋医学の薬と違って、
ハーブやスパイスを使った薬は
副効能はあるけど副作用がない。
というのがまた良い所。

 
最後は調理実習はなく、
先生が作ってくれたお昼を頂きました。
この最後の食事は、
お話するのが解禁になって
皆で談笑しながら、楽しく食べました。


最後皆でロッジこ掃除をして、
記念撮影をして、
​​​​​​​合宿終了です!
合宿中外に出る時はカメラをぶさらげて
色々撮ってたから、僕の持ってきたカメラで
記念撮影する事になった。


この最後の写真は良い想い出で
残せそうな写真でとても好きです。


皆充実したスッキリした顔してるよね。



皆のキャラクターとか知れて
仲良くなれたし、
アーユルヴェーダの事について色々語れて
楽しい合宿でした。


もっともっと深く学んで体験して
色々な所に活かしていきたいな
と思える合宿になった。


長くなりましたが、
これでレポートは終わりです!



読んで頂いてありがとうございました(^^)♪

 
今日は以上です!


それでは今日も良い1日を(^_^)/~~✨


祐実ちゃんもアーユルヴェーダ実践中です♪
ブログも是非どうぞ(^^)✨